就職活動において、「面接」は避けては通れない関門ですよね。
「面接が得意!」という人もいれば、「人と話すことが苦手…」という方もいるかと思います。
「対面面接ではなくweb面接」という企業さんもかなりあり、
コミュニケーションを得意とする方からしたらやりにくいかもしれませんね。
でも、面接は「内容を間違えなければ」大丈夫です!
現役人事が教える、「面接前に知りたいポイント」。
何をみられているのか?嘘はバレちゃうのか?どんなことを話せば良いのか?
ぜひ、確認してから面接に臨んでください!
※ここでは、「3次面接まである」選考を基準にしてお話しします。
1次面接:「基本的な部分」を見られる
1次面接は、基本「優秀な人を見つけたい」というよりは、
「うまくコミュニケーションが取れない」「目を見て話してくれない」
「見た目が清潔でない」といった、
「基本がなっていない人」をふるいにかけるためのものであることが多いです。
したがって、
- 身だしなみを整える(汗、匂い、服の乱れなど)
- 目を見て話す
- 質問へのリアクションをする(頷く、相槌を打つなど)
- 身振り手振りをする(大きすぎない程度に。「伝えたい」という意思を出す)
といった部分に気をつけることが大事でしょう。
なので例えば、面接官が話している内容に軽く頷いたり、質問の意図がよく分からなければ
「それは〇〇という意味であっていますでしょうか」と質問でリアクションしてもOKです。
2次面接:その人の「人となり」を見られる
2次面接は、基本的なことは問題ない人のみの集まりです。
ここで差がつくのは、「人となりがわかる話」ができるかどうか。
企業としては、「この人はうちの会社で活躍できるか?」「すぐに辞めたりしないか?」という
目線で判断する場合が多いです。
したがって、応募者の過去のエピソードを聞いて、「どんなことに頑張れて」、
「どんなことが不得意なのか」を判断します。
そこでよく聞かれるのが、「頑張ってきたことは何ですか」という質問。
これに対しての回答として、勿体無いのは下記です。
「体育会で週7の練習に毎日真面目に取り組みました。その結果、レギュラーを取れました。」
何が勿体無いのかというと、これだけだと、「ただ頑張れる人」だからです。
(それはそれで素晴らしいですが!)
しかも、体育会に入ったってことは、基本的にその競技を「好き」なはず。
「好きなことを毎日頑張りました。」と言われても、「そりゃあ好きだもんね。」となります。
なので上記だけであれば、例として、下記のコンビニアルバイトの話の方が好印象です。
「コンビニのアルバイトを真面目に頑張りました。そのコンビニは〇〇という課題があって、
それは自分が勉強している〇〇が活かせるのでは、と思い、
店長にやってみて良いか確認しました。
店長からの許可がおり実践してみると、正直なところ、思った通りの結果は出ませんでした。
なので、他のうまくいっている店舗にヘルプに行った時に、〇〇というやり方を見つけ、
自店でも実践したところ、少しうまくいきました。
現在は、それにプラスして〇〇をすればより良くなるのではと考え、
実践中です。」
↑のエピソードでは、
- 課題発見
- 店長への確認
- 解決への挑戦
- 失敗し、別のやり方を模索
- 他人のやり方を観察し、プラスαでより良くしようとしている
上記の要素が散りばめられています。
このようなエピソードが話せると、とても印象が良いです。
ちなみに!ここでの嘘はだいたいバレます。
少し追加質問をしたらチグハグなことを言っていたり、
即答できなかったりするからです。(人事の目はすごいです、、。)
なので、どんな小さなことでも良いので、実際に自分で考えたこと、実践したことを
話すようにしましょう。
3次(最終)面接:「会社への志望度」を見られる
3次(最終)面接は、基本も、人となりも十分な人の集まりです。
ここで差がつくのは、
「いかに御社を志望しているか」を熱意を持って話せるかどうか。
会社側は「せっかく内定を出したのに、辞退された」という事態はなるべく避けたいです。
なので、基本的なことも人となりも十分な人の差は、
「志望度」で決めることが多々あります。
しかし就活生はだいたい皆、「御社が第一です!」と答えてくれます。笑
じゃあどこでその志望度の高低がわかるかというと、
「会社の細かい部分まで知っているかどうか」です。
でもこれは、「〇〇部の〇〇さんは何年目で、、」とかそういう話ではありません。
例えば
「私は御社の〇〇部で、〇〇といった内容の仕事をしたいです。現在〇〇を勉強していますので、
それが大いに活かせると考えた為です。」
のように、
いかに具体的に、そして「自分は御社にとってプラスになれる存在ですよ」と
アピールできるか、が大事です。
そのためには、OBOG訪問であったり、座談会などで積極的に質問をして情報を聞き出しておく
必要があります。
もしくは優しい企業だと、最終面接前に人事から電話が来て、
「頑張ってね」と言われることもあるかもしれません。
その時に直接聞くのももちろんOKです。
「自分は御社で〇〇を実現したいし、
御社には〇〇の部分で貢献できる。だから入りたいんです」。
これを、熱意を持って伝えてください。
まとめ
最後にまとめると
1次面接:基本的な部分(身だしなみ、最低限のコミュニケーション能力など)
2次面接:人となり(どんなことは頑張れて、どんなことは苦手か、など)
3次(最終)面接:会社への志望度(どのくらい調べているのか、内定辞退しないか、など)
上記を、面接では見られていると思って下さい。
もちろん、企業さんごとに基準は違いますし、多いところでは8次面接まで聞いたことがありますので
一概に「ここを見てます!」とはいえません。
しかしある程度「どんなことを意識すべきか」「面接官はどんなところを見ているのか」
を知っておいて損はありません。
これから面接がある方は、ぜひ上記を参考にしてみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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