USJ再建【森岡毅】の手法とは!?オススメ著書の紹介も。

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USJの経営をV字回復させたマーケターとして有名な【森岡 毅】さん。

直近では、2024年3月1日にお台場にオープンした「イマーシブ・フォート東京」も手がけ、大きな注目を集めています。

最近はテレビなどのメディアに登場されることもより多くなり、3月3日のTBS「日曜日の初耳学」にもご出演予定です。

今回は、そんな超優秀マーケターである森岡 毅さんの考え方や手法、そして最後にはオススメ著書の紹介もしていきたいと思います!

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森岡毅さんプロフィール

◆ 年齢:1972年10月12日生まれ(現在51歳)

◆ 出身:福岡県北九州市生まれ、兵庫県伊丹市育ち

◆ 学歴:神戸大学 経営学部 卒業

◆ 職歴:1996年、大学卒業後に P&G に入社(ブランドマネージャーとして活躍)
         →2004年からは P&G世界本社(アメリカ)に移籍され、
          マネージャーやマーケティングディレクターとして活躍。

    2010年、USJに入社し、再建の立役者として、マーケティング本部長や執行役員を担う。

    2017年、マーケティング精鋭集団である「株式会社刀」を設立。

職歴を見ると、素人でも「すごい人だ」とわかりますね。

では次は、その森岡さんの、マーケティングの考え方や手法について、述べていきます。

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マーケティングのやり方・考え方は?

マーケティングの神とまで言われる森岡毅さん。
では、その森岡さんのやり方や考え方から、学べることは多いのでは?

ということで、今回は「USJ再建時のやり方」をざっくり解説してみます。

まず、森岡さんがUSJに来る前の状態ですが、今では考えられないくらい落ち込んでいました。

当時は年間の来場者数が730万人台。東京ディズニーランドは年間1100万人くらいと考えると、
どう考えても落ちぶれたテーマパークだったんですね。

しかし結論から言うと、森岡さんが回復させた後のUSJは、東京ディズニーランドをも追い越し、
年間1460万人の来場を記録。びっくりですね!

マーケティングって言葉は聞くけれど、ここまで差が出るものか、と驚きます。

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そんな森岡さんは著書の中で、マーケティングの考え方としては「たった1つの考え方」がものすごく大事だと語っています。

それは、「どれだけの消費者価値につながるのか」。
要するに、「消費者視点の考え方」をしよう、ということです。

詳しい内容や考え方は、後ほどご紹介する森岡さんの著の書籍に書いてあります。

そして上記の考え方のもと、実践した具体的な手法が、【三段ロケット構想】です。

一段目:「USJの弱点であるファミリー層を強みに変える」

    実は、USJはその乗り物特性により、ファミリー層(小学生以下のお子様がいる層)の集客が
    うまくいっていませんでした。

    そこで、森岡さんは今ではお馴染みの「ユニバーサル・ワンダーランド」
    をオープンさせ、ファミリー層も楽しめるエリアを作りました。

ユニバーサルワンダーランドのイメージ画像

二段目:「集客の『関西依存体質』からの脱却」

    それまでのUSJは、近場の人の来場がほとんどでした。
    ディズニーのように遠方からは来ていない。

    そこで、莫大な費用をかけ
    「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッター」をオープン。
    それが見事ヒットし、日本中、世界中からお客さんが来るようになりました。

ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッターエリアの風景

三段目:「上記のノウハウを持って、新パークを日本全国やアジアへ多拠点展開する」

    これはこれからのお楽しみですね。森岡さんが実際に実行されたのは二段目まで。
    しかしそれだけでも、すでに述べたように効果は絶大でした。

ざっくりではありますが、これが、森岡さんが実際に行った考え方・手法です。

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オススメの著書

ここからは、森岡さん著の本を紹介していきます!

もちろん全てマーケティングに関するものですが、
それぞれの特徴を横に書いておきますので、読んでみたいな、と思うものを手に取ってみてください!

① 「USJを劇的に変えた、たった一つの考え方」

これは、上記で述べた「考え方」に関する本です。

どれだけの消費者価値につながるのか」。
要するに「消費者視点の考え方」についてです。

消費者視点と、会社側の視点の落とし所の話などが載っていて、
「お客様第一」はわかるけど、、、という方、必見です。

② 「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」

これは、「アイデアの発想の仕方」に特化した本です。

ヒットを生み出すためのアイデアは、どう出したら良いか?
それを、4つの技法を紹介しながら、わかりやすく解説しています。

③ 「マーケティングとは「組織革命」である。」

この本は、「USJが…」というよりは、マーケティングの考え方の
紹介、といった感じです。

とてもわかりやすい内容で、
例えば「人体こそが、理想の組織モデル」という例えがあります。
これは、例えば人は何かを食べる時、目でものを見て脳で感知し、手を動かして口に運び、口を動かします。

このように、スムーズに意思疎通が取れて瞬時に動けるのが人体であり、
これがマーケティングの良いモデルなのだと言います。

以上、3冊だけの紹介にはなりましたが、
どれもとーっても勉強になります。

そして何より、文章が難解ではなく読みやすいんですよね。
特に③は少し厚めで気が引けるかもしれませんが、私は一気に読んでしまいました。

ぜひ、森岡さんの考え方や手法に少しでもご興味をお持ちの方、読んでみてください!
全て、オススメです。

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最後に

今日は、USJ再建の立役者であり、イマーシブ・フォート東京も手がけた森岡 毅さんのご紹介をしました!

お話の一つ一つが、勉強になる方です。

もちろん本を読んだから、話を聞いたからといって、すぐに効果があるものではありませんが、
新しい考え方を知る、少しそれに挑戦してみる・やってみる、というのがとても大事な気がします。

それが、ひいてはいつか会社まるごとが動くきっかけになるかもしれません。

では、ここまで読んでくださりありがとうございました!

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