2024年3月16日の「ナニコレ珍百景」に出た、深夜に開店する食堂菊谷さん。
齢83歳のおじいちゃん店主が毎日深夜0時ごろに、お店を開店させます。
なぜわざわざそんな真夜中に?
メニューは何があるの?
色々気になるので、調べてみました!
菊谷さんの情報
- 住所 : 東京都墨田区向島3-45-1
- 最寄り駅:東武スカイツリーライン 「とうきょうスカイツリー駅」徒歩3分
- 電話番号:03-3622-6865
- 店主 : 竹之内雅巳さん(1941年1月生まれの83歳!)
- 営業時間:午前0時ごろ〜3時ごろ
- 定休日:元日(1月1日)のみ (+入院した時に休んだことはある)
- 喫煙 : 可能(エリア分けもなし)
- 支払い方法:現金のみ
これだけみても、かなり興味をそそられるお店です。
そしてお店の内観は、めちゃくちゃレトロ!昭和!
手書きのメニューが壁に貼ってあったり、椅子とテーブルがとても風情ある感じだったり!
メニューの紙は、いつ貼ったんだろう、と思うほど、黄色くなっています。
でも、この昔な感じが、「家にいるような安心感」を演出していますね。
なぜ、わざわざ真夜中に店を開ける?
これには、きちんとした理由があります。それは、
「仕事終わりのタクシー運転手さんのため。」です。
隣の建物がタクシー会社さんのものなので、
深夜になると仕事終わりのタクシーが続々と帰ってきます。
それに合わせて、開店時間を夜中にしているとのことでした。
なるほどですね!
それで、お店の中にはたくさんのおじ様たちがいらっしゃるのか。。
お仕事お疲れ様です。
そしてお店の椅子には、運転手さんの仮眠用の毛布やら寝袋やらが置いてありました(笑)
運転手さんの仕事後の憩いの場として、とっても大事な場所なんだそう。
食堂以外の別の顔も。
もちろん、実際は「食堂」ですが、
実はタクシー運転手さん用に、別の業務も担っているそう。
それは、「クリーニング代行」。
お店に来てくれた運転手さんのワイシャツや服を、代わりにクリー二ングに出し
回収までしているそうで、これは、運転手さんはだいぶ助かりますね!
仕事終わりにクリーニングを出せて、しかも夕食も食べられる。
キクヤさんが、タクシー運転手さんにとって、なくてはならない憩いの場であることが
とってもよくわかりました。
※ちなみに、一見さんお断り(紹介じゃないと入れない)ではないので、
スカイツリー周辺で真夜中にディープな食堂を探していらっしゃる方、ぜひキクヤさんへどうぞ!
気になるメニューは?
定番メニューはなんと言ってもカレー!
価格は昔からずーっと据え置きで、まさかの300円!(大盛り400円)
この時代でも、価格据え置きでやってらっしゃるのがすごいです!
他のメニューも色々と壁に貼ってあります。
例えばサバの開きや冷奴、あたりめなんかもありますね。
でもそれらより、カレーの方が断然安い方が気になります。
なぜなのでしょう。
その答えは、「手間がかからないから」。
カレーは、一度に大量に作り、それを冷凍保存したものを出しているから、とのことでした。
なるほど、確かにレンチンすれば手間なくすぐに出せる。
でもだからと言って、採算性があるかどうかは別。
とっくの通りに赤字になっている気はしますね。。
でもカレーはとっても美味しかったです!
すんごく美味しいカレーというよりは、家で食べてホッとするような、でもコクがあり
「2日目のカレー」のようなおいしさがあります!
最後に
以上、今回は、墨田区の夜中に開く食堂「キクヤ」さんについて調べてみました!
昭和のお店がそのままタイムスリップしてしまったようなお店で、
しかも店主の竹之内さんもお客さんもフレンドリー。
初めての訪問のはずなのにどこか懐かしいような気もする、不思議なお店でした。
またぜひ、カレーを食べにお伺いしたいと思います。
では、ここまで読んでくださりありがとうございました!
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